東京コンセルバトワールについて

 東京コンセルバトワールは、日本の音楽界に大きな足跡を残した故加藤潔氏によって創立され、氏の朋友であるパリ・コンセルバトワールのガロワ・モンブラン教授によって命名されました。故加藤真栄氏に受け継がれ、以来80余年間にわたって2,3歳児からのバイオリン教育を行っています。

「初歩の段階に背骨から演奏する正しい奏法を身につけ、良い音を出す練習を積み重ねれば、思い描いた通りの音楽表現が出来る」という教えのもと、美しい音色を奏でる生徒さまたちの演奏は、国内外の高い評価を得ています。

 また美しい音を奏でるために大切な心の教育も重視し、幼児期から個々の生徒さまの人格を尊重した指導をしております。

 古くは、ダビッド・オイストラフ氏、ヘンリック・シェリング氏、アレキサンダー・モギレフスキー氏また近年では、ウート・ウーギ氏、リカルド・ブレンゴラ教授など、海外の第一線で活躍している音楽家を招いて公開レッスンの機会を提供しました。

 1991年から現在まで過去に8回、東京本部や各支部と共にイタリア(ローマ、フィレンツェ、ベネチア、カゼルタ、ティボリ、シエナ)、オーストリア(ウィーン、ザルツブルク)に演奏旅行に行き、各地で好評を得ました。

 2014年の演奏旅行では、4回目のウィーン少年合唱団とのジョイントコンサート、モーツァルテウム音楽大学でのコンサートを実現いたしました。